今回の新作 「Super Nova ― 星の夜 雪の朝 世界は反転する 」船井美佐 作品紹介

「Super Nova ― 星の夜 雪の朝 世界は反転する 」 船井美佐

2019年の「雪あそび博覧会」エントランスホールには、星や宇宙を連想させる、立体作品が登場します。

滑り台や木馬など遊具にもなった作品で、是非遊びに来てください。

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作品紹介

普段は真っ暗な夜空に、満天の星が輝いているのを見たとき。
毎日通る道がある朝、真っ白な雪におおわれたとき。
見慣れたはずの景色がまったく違って立ち現れます。
おなじように、アートは作品によって世界を反転させます。
その時わたしたちは空間との距離や関係性を感じ取り、常識や惰性から抜け出し、世界を違う角度から新しくとらえ直しているのではないでしょうか。
船井は、見る者自身が絵画の中に入り込む空間をつくります。
2次元と3次元は交差し、現実とイマジネーションの世界は反転します。
星の形をした<supernova>は、2017年に制作された滑り台型の絵画作品で乗って遊ぶことができます。
よじ登って滑り落ちる動きは子供のような原始に立ち返る機会を作ります。それらは死と再生を象徴しており、新しく世界が生まれ変わる体験をあなたに与えます。
また、頭上にある常設作品であるゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーの作品は《ゴースト・サテライト》という、地上で忘れられた生活の品々を衛生に見立て生まれ変わらせた作品です。
地面の上に落ちた星<SuperNova>と<ゴーストサテライト>は越後妻有の大地の星と雪のように呼応して新しい空間を作るでしょう。
雪の下にはまだ見ぬ世界、もしくは、いつかいた場所が隠れているのかもしれません。

 

 

アーティスト・船井美佐

1974年京都府生まれ。

絵画表現の追及が、素材としての鏡の使用や体験型作品への展開など複雑な空間へ広がっている。主な展覧会に個展「楽園/境界~いつかいた場所〜」(2017、国際芸術センター青森)、「ワンダフルワールド」(2014、東京都現代美術館)、「VOCA現代美術の展望ー新しい絵画」(2009、2010、上野の森美術館)など。